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展覧会企画のコーディネート

近年、美術館以外の様々な場所で美術展が開かれています。オフィス街、駅の構内や企業のコレクションを使って、社内で美術展を開催するなどの例もあります。

展覧会とは、美術品をただ展示すればよいというものではありません。美術品を、ある特定のテーマに沿って展示をし、作品の展示を通じて主催者側が鑑賞者に何かのメッセージを伝えることなのです。したがって、伝えたい内容、メッセージ性、そしてそれを伝えやすくさせるストーリー展開が必要になります。そのストーリー展開に添った形で作品をうまく展示していくのです。それにより鑑賞者は、展覧会を見たあとで、まるで映画館で映画を見た後のように展覧会に対して何らかの感動を持ち得るのです。

ストーリー性の作成から助言サービスを行い、展示する作品調査を行い、基本的な展示プランを作成いたします。また、展覧会一式にかかる費用経費を算出するなど企画業務も行います。もちろん、ご希望があれば展示の実施作業についても業務を請け負うことも可能です。


展示業務の企画、マネジメント

美術品の展示業務も極めて専門性の高い世界です。美術品の取扱いというデリケートな作業自体も特別なスキルを要しますが、作品を一番効率的な方法で見せる技術は展示にとって最も大切なことなのです。
同じ展示でも、照明の種類や照射する角度、そして照明の強弱により作品の見え方が全く違ってきます。
また、展示壁にしても、真っ白な壁に作品を展示したらよいのか、それとも色の入った壁紙の上で展示した方が展覧会の趣旨に合うのか、壁紙の素材の検討から進めることになります。
照明や壁紙以外でも、現在の展覧会では様々な斬新な試みが取り入れられられています。それは、可能な限り作品を効率的に見せ、展覧会をより素晴らしいものにしようとする試みなのです。

展示技術に関しては、高度な専門性が求められますので、展示専門の部署を設け、コンサルタントとオールインワンでの業務請負に対応することで、顧客の利便性の向上にお答えいたします。